【体験談】クマ取り治療を迷った私が学んだこと

目次
- クマ治療を考え始めたきっかけは身近な人のひと言
- 名医カウンセリングで提示された現実
- 想像以上の費用とダウンタイムに直面
- 美容医療の温度感は人によっても自分の中でも変わる
- クマ取りを迷う人へのメッセージ
- 執筆者プロフィール
クマ治療を考え始めたきっかけは身近な人のひと言
「目の下のクマさえなければ、もっと明るい印象になれるのに」
そんな思いを抱えていた私ですが、
大阪で受けた診断や治療結果に納得できず、
一度はクマ治療から距離を置いていました。
再び気持ちが動いたのは東京に引っ越したあと。
意外にも、美容クリニックに通い始めたのは私ではなくパートナーでした。
ヒゲ脱毛やフラクショナルレーザーに定期的に通う姿を見て
、「男性でもここまでやるんだ」と驚きつつ、
不思議な気持ちになったのを覚えています。
そんなある日、彼がふと口にしました。
「クマ取りで有名な先生がいるらしいよ。カウンセリング行ってみたら?」
──この一言が、
私を再びクマ治療へと向かわせるきっかけになったのです。
名医カウンセリングで提示された現実
紹介されたのは大手美容外科。
クマ取りの名医
と呼ばれる先生を指名して予約を取りました。
当日は大混雑で、
診察までに2時間以上の待ち時間。
ようやく呼ばれた診察は丁寧で、診断にも納得できる内容でした。
「あなたのクマは影クマ。下眼瞼脱脂が適応です」
ここまでは予想通り。
しかし、続く先生の言葉に私は驚きました。
「脂肪を取るだけでは窪みが出るので、脂肪注入を同時に行うべきです」
──脱脂だけと考えていた私にとって、
治療内容が一気に本格的なものに感じられた瞬間でした。
想像以上の費用とダウンタイムに直面
脂肪注入まで加わると、治療の負担は大きく変わります。
- 費用は想定以上に高額に
- ダウンタイムも長引く可能性
- 手術自体も大掛かりな印象に
「本当にそこまでする必要があるの?」
そんな疑問が頭をよぎり、心が一気にブレーキをかけました。
SNSやクリニックの症例写真を見ていると
「簡単に綺麗になれる」と錯覚しがちです。
でも実際には、費用やリスク、
回復までの時間といった“写らない現実”があります。
そのことを目の前に突きつけられた私は、
再び立ち止まらざるを得ませんでした。
美容医療の温度感は人によっても自分の中でも変わる
当時の私は美容メーカーに勤め、
美容知識や環境には恵まれていました。
それでも「顔にメスを入れる」という選択には強い抵抗がありました。
そこで感じたのは、
美容医療の温度感は人によって違うということ。
そして同じ自分の中でも、
時期や状況によって変わっていくということです。
- 周囲におすすめされても、受け止め方は人それぞれ
- 情報が溢れていても、最終的に決めるのは自分自身
- どんなに前向きでも「今はまだ違う」と思うタイミングもある
美容医療は「情報を集めたら即決できる」ものではありません。
だからこそ、
立ち止まり、自分の心と向き合う時間が必要だと学びました。
クマ取りを迷う人へのメッセージ
私はこの時、
すぐに治療を受けることを選びませんでした。
立ち止まったからこそ気づいたのは
、「やらない」と決めることも立派な選択肢だということです。
クマ取り治療に迷っている方に伝えたいのは──
- 不安や葛藤があるのは自然なこと
- 諦めることも含めて、自分に合った判断をしていいこと
- 「自分の基準」で選ぶことが一番大切だということ
そして私はその後、
さらに時間をかけて、最終的にクマ取り治療を決断しました。
次回は、手術内容やダウンタイム、術後の経過をリアルにお伝えします。
迷いも、不安も、そして「やらない」という選択も
──すべては自分の美容医療を形づくる大切なプロセスなのだと、今なら実感できます。

