リアルと理想のあいだで、美容医療と向き合うということ

美容医療を、もっとオープンで誠実なものに。
合同会社LAST HOLIDAYの北條渚です。noteでは、施術体験や業界のリアルを“隠さず語る場”をつくっています。

目次

  1. 「ちょっとだけ整えたい」気持ちは、誰にでもある
  2. 「これは自分らしさ?」という問いが湧くとき
  3.  正解を決めつけていたのは、自分だった
  4.  私が最初に感じたプロの手の力
  5.  SNSに映る理想の姿と、私たちの現実
  6. 「ちょうどいい美しさ」に出会うために
  7.  美容医療に完璧な正解なんてない

「ちょっとだけ整えたい」気持ちは、誰にでもある


「なんだか、疲れて見えるかも」と思った朝に


鏡に映った自分の顔。
ある日ふと「なんだか老けたかも」「疲れて見えるな」と感じた瞬間、

ちょっとだけ整えたいという気持ちが生まれることって、ありますよね。

それは決して、特別なことじゃないと思うんです。


「これは自分らしさ?」という問いが湧くとき


でも、施術を受けたあとや、変化を感じたとき──

ふとよぎる気持ちがあります。

「この顔でずっと生きてきたけど…本当の自分らしい美しさって、どういうものなのかな?」


そんなふうに、自分の理想とリアルの間で、感情が揺れることもある。

美容医療は、他人のためじゃなく自分のために受けているはずなのに。


正解を決めつけていたのは、自分だった


自分の中にあるこう見られたいというこだわりは、案外根深いもの。

メイクや髪型も、気づけば「これが正解」と思い込んでしまう。

でも、そのこだわりこそが、今の自分を縛っていることもあります。

だからこそ、専門家の視点で「もっとあなたに似合うもの」が提案されたとき、

少しだけ視野が広がる。

美容医療の価値は、なりたい自分に近づけることだけじゃなくて、
自分でも気づけなかった魅力に出会えることなのかもしれません。


私が最初に感じたプロの手の力


私の美容デビューは、20歳のときの「エステ脱毛」でした。

毛抜きで処理していたワキに、強めの出力で2回ほど照射して──
あっという間に、ツルツルになった。

「プロって、すごい」
「セルフケアじゃ限界があるんだ」


そう強く実感したのが最初の体験でした。

あれから20年。

今は40代になり、気になるポイントも変わってきました。

若く見られたいわけではないけれど、
いまの自分を、ちょうどよく整えたいと思うようになりました。


SNSに映る理想の姿と、私たちの現実


SNSでは、完璧なビフォーアフターが並んでいます。
でも現実は──

  • 思ったほど変わらないこともある
  • 続けなければ戻ることもある
  • ダウンタイムがつらい日もある
  • 効果が感じにくい時期もある

理想と現実のあいだで揺れる気持ちに、正直になること。

それは、美容医療を自分らしく使いこなすための第一歩だと思うのです。


「ちょうどいい美しさ」に出会うために

私は今、「完璧を目指す」よりも、「自分にとってのちょうどいい美しさ」を大切にしたいと思っています。

それはきっと、他人にどう見られるかだけじゃなく、
自分をどう感じていられるかに目を向けることだから。

見た目を整えることは、誰かと向き合うときの思いやりにもなる。

綺麗でいたいと思う気持ちと、自分らしさ。

そのふたつを、どう両立していけるかを、これからも探っていきたいと思っています。


美容医療に完璧な正解なんてない


『本当の美しさ』に対して完璧な正解なんて、きっと無いのだと思います。

だからこそ、迷ったり、立ち止まったりする時間も、必要なプロセスだと思っています。

この記事が、リアルと理想のあいだに立つ誰かにとって、
少しでもヒントになる場所であればと思います。


もしよければ、これからも一緒に考えていけたら、嬉しいです。


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