リアルと理想のあいだで、美容医療と向き合うということ

美容医療を、もっとオープンで誠実なものに。
合同会社LAST HOLIDAYの北條渚です。noteでは、施術体験や業界のリアルを“隠さず語る場”をつくっています。
目次
- 「ちょっとだけ整えたい」気持ちは、誰にでもある
- 「これは自分らしさ?」という問いが湧くとき
- 正解を決めつけていたのは、自分だった
- 私が最初に感じたプロの手の力
- SNSに映る理想の姿と、私たちの現実
- 「ちょうどいい美しさ」に出会うために
- 美容医療に完璧な正解なんてない
「ちょっとだけ整えたい」気持ちは、誰にでもある
「なんだか、疲れて見えるかも」と思った朝に
鏡に映った自分の顔。
ある日ふと「なんだか老けたかも」「疲れて見えるな」と感じた瞬間、
ちょっとだけ整えたいという気持ちが生まれることって、ありますよね。
それは決して、特別なことじゃないと思うんです。
「これは自分らしさ?」という問いが湧くとき
でも、施術を受けたあとや、変化を感じたとき──
ふとよぎる気持ちがあります。
「この顔でずっと生きてきたけど…本当の自分らしい美しさって、どういうものなのかな?」
そんなふうに、自分の理想とリアルの間で、感情が揺れることもある。
美容医療は、他人のためじゃなく自分のために受けているはずなのに。
正解を決めつけていたのは、自分だった
自分の中にあるこう見られたいというこだわりは、案外根深いもの。
メイクや髪型も、気づけば「これが正解」と思い込んでしまう。
でも、そのこだわりこそが、今の自分を縛っていることもあります。
だからこそ、専門家の視点で「もっとあなたに似合うもの」が提案されたとき、
少しだけ視野が広がる。
美容医療の価値は、なりたい自分に近づけることだけじゃなくて、
自分でも気づけなかった魅力に出会えることなのかもしれません。
私が最初に感じたプロの手の力
私の美容デビューは、20歳のときの「エステ脱毛」でした。
毛抜きで処理していたワキに、強めの出力で2回ほど照射して──
あっという間に、ツルツルになった。
「プロって、すごい」
「セルフケアじゃ限界があるんだ」
そう強く実感したのが最初の体験でした。
あれから20年。
今は40代になり、気になるポイントも変わってきました。
若く見られたいわけではないけれど、
いまの自分を、ちょうどよく整えたいと思うようになりました。
SNSに映る理想の姿と、私たちの現実
SNSでは、完璧なビフォーアフターが並んでいます。
でも現実は──
- 思ったほど変わらないこともある
- 続けなければ戻ることもある
- ダウンタイムがつらい日もある
- 効果が感じにくい時期もある
理想と現実のあいだで揺れる気持ちに、正直になること。
それは、美容医療を自分らしく使いこなすための第一歩だと思うのです。
「ちょうどいい美しさ」に出会うために
私は今、「完璧を目指す」よりも、「自分にとってのちょうどいい美しさ」を大切にしたいと思っています。
それはきっと、他人にどう見られるかだけじゃなく、
自分をどう感じていられるかに目を向けることだから。
見た目を整えることは、誰かと向き合うときの思いやりにもなる。
綺麗でいたいと思う気持ちと、自分らしさ。
そのふたつを、どう両立していけるかを、これからも探っていきたいと思っています。
美容医療に完璧な正解なんてない
『本当の美しさ』に対して完璧な正解なんて、きっと無いのだと思います。
だからこそ、迷ったり、立ち止まったりする時間も、必要なプロセスだと思っています。
この記事が、リアルと理想のあいだに立つ誰かにとって、
少しでもヒントになる場所であればと思います。
もしよければ、これからも一緒に考えていけたら、嬉しいです。
