40代のたるみ治療まとめ|早めにやっておきたいこと、まだ間に合う選択肢

目次
- 40代、たるみ治療の迷い
- たるみ治療を考えるときの共通の悩み
- 違和感:「これ一択」という情報の危うさ
- 早めにやっておいた方がいい治療
- 40代でもまだ間に合う治療
- あくまでも「私の場合」
- 結局のところ
- 次回予告
40代、たるみ治療の迷い
「結局、どの治療から始めるのがいいの?」
40代になってから、たるみ治療に関してはずっと迷ってきました。
ハイフ、糸リフト、ニードルRF──
それぞれに体験してきたからこそ言えるのは、「万能な治療は存在しない」ということ。
顔立ちや生活スタイルによって、向き・不向きがはっきりある。
これはあくまでも、私自身が40代で実際に受けてみて感じたことを整理したものです。
たるみ治療を考えるときの共通の悩み
やりたい気持ちはある。
けれど、痛みやダウンタイム、そして費用のことを考えると、どうしても足踏みしてしまう。
そして業界に身を置いているからこそ、余計に迷う場面があります。
たとえば──
糸リフトは、単純に「入れれば上がる」というものではありません。
顔は立体的な構造なので、解剖学の理解はもちろん、引き上げる角度や糸の抜き方など、術者のセンスと経験値が仕上がりに大きく影響します。
つまり、誰にやってもらうかで結果が変わりやすい施術なのです。
一方で、ニードルRFのようなアクティブな照射系では、治療後に白ニキビが出やすくなることがあります。
針先からの高周波で真皮に熱が加わると、修復反応の過程で皮脂腺や毛包の働きが一時的に乱れ、毛穴が詰まりやすくなるためです。
これは一過性の反応であり、時間とともに落ち着いていきます。
だからこそ、保湿やUVを中心としたアフターケアを丁寧に行うことが大切になります。
「痛み」や「費用」だけでなく、術者のセンスや施術後のケアにどれだけ時間をかけられるかも、実際には大きなハードルになっている。
これが、一般の患者さんだけでなく、私自身が感じてきた共通の悩みでもあります。
違和感:「これ一択」という情報の危うさ
SNSや口コミを見ていると、劇的なビフォーアフター写真や「この治療しか勝たん!」と断言する声が溢れています。
一見すると心強く見えるけれど、実際にはそこに大きな落とし穴があります。
要するに、「治療名=結果」ではないということ。
同じ名前でも、機種や照射の仕方、そして何より自分の顔タイプによって結果は大きく違ってくる。
たとえば──
- 面長・脂肪少なめタイプ → ハイフ単体ではたるみ改善効果は出にくい
- 皮膚が柔らかめのタイプ → 糸リフトの引き上げが効きやすいがたるみが進み過ぎてると適応ではない
そして、施術を受けるタイミングによっても結果は変わる。
仕事が忙しくてダウンタイムが取れない人には、積極的な治療は難しい。
逆に、休暇が取れるタイミングなら、糸やRFのような「攻める治療」に挑戦する余地がある。
だからこそ私は、やっぱり「顔の特徴」と「生活の余裕(ダウンタイムを取れるかどうか)」を軸にカウンセリングを受けてから選ぶのが現実的だと考えさせられました。
早めにやっておいた方がいい治療
私が体験して、40代に入る前からスタートしておくといいと感じたのはこの2つです。
- ハイフ
脂肪がまだあるうちに受けると効果的。軽いたるみ対策や輪郭の引き締めには向いています。
ただ、私のように面長・脂肪少なめタイプには「小顔効果」はそこまで、フェイスラインがスッキリした体感に。 - ボトックス(エラ)
筋肉が原因でフェイスラインが大きく見えるタイプは、早めに始めると自然にキープできる。
これはダウンタイムも少なく、続けやすい治療だと感じました。
40代でもまだ間に合う治療
一方で、「40代になってからでも十分効果を感じられる」と思ったのがこの2つです。
- 糸リフト
下半分のもたつきをグッと引き上げたい人には効果的。
ただし、腫れ・内出血・異物感は避けられず、仕事や予定との兼ね合いは必須。
私は2回経験しましたが、「当日の夜ご飯が食べられないほどの口が開かない」のは今でも印象に残っています。 - ニードルRF
針と熱で肌を入れ替え、同時にハリや弾力を引き出してくれる治療。
確かに赤みやザラつきは出ますが、数日後に「つるっとした肌」を感じられたのは、この治療ならでは。
潤いや弾力が上がる実感は大きく、痛みと効果のバランスがちょうどいいと私は納得しています。
あくまでも「私の場合」
私は面長で、脂肪が少なく、皮膚が柔らかめのタイプ。
この条件だと、ハイフ単体でたるみ改善への大きな効果を出すのは難しく、糸やRFを組み合わせてこそ満足感が得られました。
一方で、丸顔で脂肪が多いタイプなら、ハイフだけでもスッキリ感が出やすいでしょう。
だからこそ、「私の体験=全員の正解」ではない。
これはあくまで、40代でたるみ治療を模索してきた私のケーススタディです。
結局のところ
40代からのたるみ治療は、「いつから始めても遅すぎることはない」。
でも、早めに始めておけば自然に積み重ねられるし、40代からでも“まだ間に合う治療”はある。
そして、私にとってもっとも納得できたのは──
ニードルRF。
派手なリフトアップではなく、肌全体の底上げを感じられる、ちょうどいい治療だと感じています。

