美容医療のリアル|40代の月経コントロール、ミレーナを実際に入れてみた

目次
- ミレーナ「やっぱり入れてみよう」
- 検診から当日までの流れ
- 挿入の瞬間、リアルな感覚
- 直後の過ごし方と不正出血
- 入れてからの変化
- 終わりに
- 執筆者プロフィール
ミレーナ「やっぱり入れてみよう」
前回の記事では、30代からの月経の違和感、
低用量ピルを試したけれど副作用で続けられなかったこと、
そして40代でミレーナを選んだ理由について書きました。
今回はその続きとして、実際に挿入したときの体験と導入後の変化についてお話しします。
検診から当日までの流れ
ミレーナを入れる前には、婦人科での検査や説明があります。
- 診察と問診
- 子宮や卵巣のチェック
- 同意書の説明
「怖いけど、このまま放置するほうがもっと怖い」
──そんな気持ちで当日を迎えました。
挿入の瞬間、リアルな感覚
実際に入れてみると、想像していたより楽でした。
事前にいろんな方の体験談を読んでいたので不安もありましたが、
痛みの感じ方は本当に人それぞれ。
私の場合、婦人科検診に慣れていたこともあって、
そこまで怯える必要はなかったと感じました。
婦人科特有の、器具が入ってしまえば、
「ここで来る」とある程度覚悟できた分、スッと終わりました。
装着後はそのままエコーで位置を確認してもらい、処置自体は数分で終了。
「もっと長い戦いを想像していたのに、こんなにあっけないんだ」
と思ったくらいです。
直後の過ごし方と不正出血
処置後はナプキンを勧められましたが、
私は数日もしたら、おりものシート程度で十分でした。
もともと出血量が少ないタイプだったこともあり、
不正出血は軽い方だったと思います。
ただ、人によってはしばらく出血が続く場合もありそうです。
また、たまに
「生理予定日なのか、子宮全体がギューっと収縮するような痛み」がありました。
本来の生理痛とは違う下腹部の痛みなので最初は不安でしたが、
回数を重ねるうちに慣れていきます。
半年ほど経つと、不快感も落ち着き、
生活の中で気にしなくて済むようになりました。
入れてからの変化
経過を見ていて一番の変化は、経血量が明らかに減ったことです。
「毎月どうなるか分からない」という不安から解放されただけで、
生活のストレスが大きく減りました。
予定を立てやすくなり、旅行や仕事のスケジュールにも余裕が持てるように。
「体が整うと、気持ちも軽くなる」と実感しました。
終わりに
ミレーナの導入は、不安や緊張を伴うものでした。
でも、終わってみれば「もっと早くやればよかった」と思えるほど、体も心もラクに。
もちろん合う・合わないは人それぞれ。
けれど「我慢するしかない」と思っていた月経の悩みに、
こうした選択肢があると知るだけでも安心につながるのではないでしょうか。
次回は、実際に続けて分かったメリット・デメリットをまとめたいと思います。

