美容医療のリアル|40代、ミレーナを続けて分かったメリットとデメリット

ミレーナ挿入後半年経った頃は・・・
ミレーナを挿入してから、約8年。
2回目の入れ替えもすませた今、色々分かることも増えました。
挿入直後は不正出血や収縮痛に戸惑うこともありましたが、
今ではすっかり生活の一部に。
今回は、半年使ってみて実感したメリットとデメリットを、
できるだけリアルに書いてみます。
メリット
メリット① 経血量の安定
導入して一番驚いたのは、
本当にぱったりと生理が来なくなったことです。
実際には生理前の胸の張りなどホルモン変動のサインは残りますが、
経血量はほぼゼロに近い状態。
「今日はどのくらい出るんだろう」という不安から完全に解放され、
生活の自由度が一気に高まりました。
予定を立てやすくなり、旅行や仕事のスケジュールにも余裕を持てるように。
毎月の憂うつが消えるだけで、気持ちも大きく軽くなりました。
メリット② ホルモンの波に振り回されない
毎月のホルモン変動がマイルドになったのか、PMSのイライラや頭痛が和らいだと感じます。
「プレ更年期だから仕方ない」と思っていた不調が、
実は月経コントロールでも改善できる部分もあると気づきました。
さらに、生理前特有の強い眠気やだるさ、無性に食べたくなる食欲増進も落ち着いた気がします。
月に一度のが減ったことで、日常がかなり安定しました。
メリット③ 長期的にラク
低用量ピルは毎日の服用が必要ですが、ミレーナは一度入れれば最長5年有効。
「毎日飲み忘れないように」と気を張らなくてもいいのは、
忙しい40代には大きな安心感です。
ホルモンを全身に巡らせるのではなく、
局所で効かせる仕組みなので副作用が少ないのも安心材料。
ただの避妊具というイメージから、「生活の質を整えるツール」へと考え方が変わりました。
デメリット
デメリット① 不正出血が続く
導入してすぐの数か月は、やはり不正出血がダラダラと続く時期がありました。
量は多くなくても下着を汚す煩わしさはあり、
「これいつまで続くの?」と不安になることも。
ただし、半年を過ぎる頃には落ち着いてきて、今ではほとんど気にならなくなりました。
デメリット② 独特の痛みがある
ミレーナを入れてからしばらくは、
時々子宮全体がギューっと収縮するような痛みがありました。
生理痛とも違う独特の感覚で、最初は「大丈夫かな?」と不安に。
この痛みは回数を重ねるごとに慣れ、
今ではあまり気にしなくなりましたが、人によっては強く出る場合もあると思います。
デメリット③ 医療機関が限られる
誰でもどこでも受けられるわけではなく、対応できる婦人科が限られているのもデメリット。
定期検診も必要なので、通いやすい医療機関で導入するのが安心です。
デメリット④ 費用負担がある
過多月経など疾患があれば保険適応になりますが
私のように「QOLのために導入した」ケースは自費です。
クリニックによって差がありますが、数万円〜の費用はかかります。
ただし、最長5年使えることを考えると、
ピルを毎月続けるコストと比べても決して高くはないかもしれません。
終わりに
半年続けてみて、私にとってはメリットの方が圧倒的に大きかったと感じています。
「我慢するしかない」と思っていた月経の悩みから解放され、生活も仕事も安定。
結果的に、美容やメンタルの面でもプラスになりました。
もちろん、合う・合わないは個人差があります。
でも40代でプレ更年期を迎える世代にとって、
ミレーナは知っておいて損のない選択肢だと思います。

