美容医療のリアル|プレ更年期に増える肌トラブルと、美容皮膚科でできること

目次
- 「なんとなく不調」が肌に出る40代
- プレ更年期で出やすい肌トラブル
- 美容皮膚科でできること
- まとめ
- 終わりに
「なんとなく不調」が肌に出る40代
40代に入ってから、肌の調子が読めない日が増えてきました。
スキンケアをしても、鏡を見るとなんとなく顔全体がどんより。
かゆみや赤みが出ることもあって、
「これって何が原因なんだろう?」と考え込むことがあります。
若い頃は、寝れば肌も体もリセットできた気がするけれど、
今はそうはいかない。
睡眠不足やストレスが、翌日の肌にそのまま現れてしまうようになった気がします。
私自身も、夏の日差しで強く赤みが出たり、
気圧の変化で頭痛と一緒に肌まで不安定になったり…。
なんとなく不調が肌に映し出されるのを実感しています。
プレ更年期で出やすい肌トラブル
同じようなことを感じている人も多いのではないでしょうか。
- 原因不明のかゆみ
- 乾燥からくる赤みやヒリつき
- 肌が薄くなったように感じる敏感さ
- 表面のたるみや小ジワ
- 肌全体のどんよりとしたくすみ
特に「くすみ」は、プレ更年期世代でよく耳にする悩みです。
ただの疲れに見えても、ホルモンの揺らぎや血流低下が関わっていることもあるし、
肝斑のように自己判断が難しい場合もあります。
一方で、紫外線や乾燥が原因のくすみなら、美容皮膚科の施術で改善できる可能性があると感じます。
美容皮膚科でできること
そんな肌の変化に対して、美容皮膚科ではどんなケアができるのか。
私が実際に受けたり、同世代の方が取り入れているものを挙げると、次のような方法があります。
- 肌質改善系
肌育注射や光治療(IPL)は、くすみや色調の改善に役立ちました。肌の土台が整う感覚があり、トラブルに強い肌作りにつながります。 - 赤み・炎症系
赤ら顔にはVビームなどの血管に働きかけるレーザー。内服や外用を組み合わせることで、炎症を抑えながら進められます。 - 乾燥・小ジワ系
水光注射やスキンブースターなどの保湿注入で、潤いが戻り、メイクのノリも変わってきました。 - 代謝サポート
インディバのような温熱治療や、ビタミン・エクソソーム点滴。体の巡りをサポートすることで、肌にも安定感が出るように思います。
表面的なトラブルを抑えるだけではなく、内側から支える工夫と合わせることで、揺らぎやすい時期も少しラクになる気がしています。
まとめ
プレ更年期の肌トラブルは、
「年齢だから仕方ない」と片づけてしまいがちですが、
実際には体が変化しているサインかもしれません。
乾燥や赤み、くすみといった小さな変化は、
不安の種であると同時に「これからどう過ごすか」を考えるきっかけにもなります。
私自身も、美容皮膚科の治療を知ったことで、
見えている肌の表面だけではなく、構造上の問題にもアプローチできることを実感しました。
「まだ手立てがある」と分かるだけで気持ちがラクになり、
早めの対処やこまめなメンテナンスで、実年齢よりも若い肌を保てるのだと学びました。
そして、それにたどり着くためには、
まずは今の自分の状態を正しく把握することが欠かせないのだと思います。
美容皮膚科でのカウンセリングは、肌を整える場であると同時に
「自分を知るための一歩」でもある──私はそう感じています。
40代は、「まだ大丈夫」と思いたい気持ちと、
「そろそろ向き合おう」という気持ちが交差する時期。
だからこそ、小さな一歩を踏み出すことが、50代・60代の自分に
「やっておいてよかった」と思える未来をつくるのだと思います。
終わりに
私自身、プレ更年期の揺らぎを通じて、美容医療の役割を改めて感じています。
肌は体の鏡。だからこそ、肌トラブルをきっかけに自分の体と向き合うのも、
一つの“美容”なんだと思います。

