美容医療のリアル|デスクワークと慢性疲労。休めない体を近赤外線で整えた話

目次

  1. 眠れているのに疲れが抜けない日々
  2. 夜になるほど休息モードに入れない
  3. 近赤外線は奥に届きやすい波長
  4. 施術当日の夜久しぶりに眠れた
  5. 深部を整えることは、休める状態をつくること

眠れているのに疲れが抜けない日々

30代の頃から
平均4〜5時間睡眠が続き、
アラームなしで起きるのが
当たり前になっていました。

動けてはいるものの、
朝から体が重く、
疲れが抜けた実感がなくて、
40代に入ってからは
体力の落ち方にも
不安を感じるようになりました。

パソコンやスマホを見る時間が長く、
運動習慣もほとんどなく、
姿勢も猫背ぎみで反り腰。

冷え性で血圧も低めの体質でもあり、
眠りが浅くなりやすい背景は
揃っていたのだと思います。

このまま何もしないと、
慢性的な疲れが積み重なって
しまいそうで、
しっかりケアが必要だと
感じるようになりました。


夜になるほど休息モードに入れない

考え事が多い日や、
翌日早くから予定がある日は、
特に眠りにくくなります。

寝酒でごまかしていた時期もあり、
それがさらに
睡眠の質を下げていたのだと思います。

半身浴や温める工夫を続けても、
表面が温まるだけで、
深い層の緊張までは動かず、
根本が変わらない日が
ずっと続いていました。

自律神経を整えることが
大事だと聞いても、
実際に何をすれば良いのか
分からないままでした。

そんな頃に出会ったのが、
近赤外線という
体の奥に届きやすい波長
というアプローチでした。


近赤外線は奥に届きやすい波長

近赤外線は
0.7〜2.5µmの波長で、
筋肉や血管まわりに
届きやすいとされています。

光というより、
どの深さまで進むか
特徴があります。

筋肉のこわばりや
深部の巡りに関わりやすいため、
医療でも
血流や自律神経のサポートとして
使われています。

特に、血管をゆるめる作用を持つ
NO(一酸化窒素)が働きやすくなる
という報告もあり、

交感神経が優位になりすぎた状態を
緩和しやすいようです。


施術当日の夜久しぶりに眠れた

近赤外線で
一番分かりやすかったのは、
施術当日の夜の眠りでした。

呼吸が入りやすく、
寝る前の力みが自然に抜け、
そのままストンと
落ちるように眠れました。

翌朝はむくみが引きやすく、
全身の軽さがいつもと違うのを
感じました。

凝り固まった筋肉がゆるむことで、
交感神経が優位な状態が
切り替わりやすくなるのだと思います。


深部を整えることは、休める状態をつくること

深部の滞りは
長い時間をかけて
蓄積されたものなので、
一度で大きく変わるというよりは、
数回のアプローチで
少しずつ動く感覚があります。

続けていくことで、

・眠りの安定
・むくみにくさ
・朝の軽さ
・メンタルの揺れの軽減
・日中の集中力


こうした
生活の小さな不調が
整いやすくなる気がしています。

近赤外線が
睡眠障害そのものを
治すわけではありませんが、

夜に休める状態をつくるという意味では、
選択肢のひとつとして
理にかなっていると感じています。

眠れない日が続く人や、

私のように
常に頭が働き続けるタイプ、

長時間モニターを見る仕事の人は、
薬やサプリメントを試す前に
一度取り入れてみても
良いのかもしれません。

自分の体が
どう休みたがっているのか。
そのヒントをくれる治療だと
感じています。

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