注射だけ、機械だけ──手軽さで選んだ美容医療の落とし穴


目次

  1. 「プチ整形って、軽く試せるものだと思ってました。」
  2. 「こんなはずじゃなかった」も、非外科的の方が多いかもしれない
  3. 軽い施術でも、失敗がゼロとは限らない
  4. 気軽に受けられるからこそ、慎重に選ぶ
  5. まとめ:「医療」であることを忘れないで

「プチ整形って、軽く試せるものだと思ってました。」


初めての美容医療、いきなりメスを入れるのは怖い。

でも「注射だけ」「マシンで当てるだけ」なら、ちょっと試してみたいかも。

実際そんなふうに、非外科的な施術から始める人がとても多くなっています。

私自身もそうでした。

機械だけ、ダウンタイムなし、すぐ終わる、

──そんな言葉に安心して、軽い気持ちで一歩を踏み出す人は後をたちません。


「こんなはずじゃなかった」も非外科的の方が多いかもしれない

でも、美容医療の相談に乗るようになってから見えてきたのは、
「実は、注入やマシンもあとからクレームがはいることもある」というのが現実です。

・注射で凸凹になってしまった
・よく分からない薬剤を毎月導入していた
・リスク説明がほとんどないまま契約が進んでいた


……どれも、「プチ整形」と呼ばれる非外科メニューで起きていることです。

支払った総額も少ないことから表面化しにくく、

分かりやすい被害として報道されることも無いため、知る由もないのです。


軽い施術でも、失敗がゼロとは限らない

私たちは、つい「手軽さ=安心」と思ってしまいがちです。

でも、美容医療で使われる薬剤や機械は、

医療行為として提供されるもの。

それを誰がどう扱うかによって、

結果も、安全性も、大きく変わってしまいます。
とくに注入治療は、技術力がすべてとも言えるほど、医師の腕で差が出る。

でも、そのことを初心者が知る機会って、意外と少ないんですよね。


気軽に受けられるからこそ、慎重に選ぶ

非外科的な施術が主流になった今、
「軽い施術だからこそ、リスクも軽い」と

思い込んでしまう人が増えています。

だけど──
軽い施術でも、医師選び・説明の質・薬剤の種類次第で、
見た目にも、心にも大きな影響が残ってしまう。

そのことだけは、最初に知っておいてほしいと思うんです。


まとめ:「医療」であることを忘れないで

どんな施術も、

自分の体に入れるものであることに変わりはありません。

だからこそ、

「誰がやるか」「何を使うか」「どこまで説明してくれるか」

が大切になります。

「試してみる」の気軽さは大事。
でも、「知った上で選ぶ」ことも、美容医療には欠かせません。

はじめの一歩が、後悔のきっかけにならないように──。
このnoteが、何かの参考になればうれしいです。

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