人生最後の日に、何を想うだろう──会社名の話

会社をつくろうと決めたとき、
最初は社名をどうするか、そこまで深く考えていませんでした。

でも、自分なりに大切にしている価値観をあらわせるものが良いのではないか、

という気持ちになり、

「仕事をするうえで一番大事なもの」について考えるようになりました。

私の場合、30代半ばからようやく社会に出たことあり、周りに比べて
「遅咲き」
という気持ちがありました。

そのため、ひとよりも倍速で様々なことを吸収する必要があると考え、
「スピード感」「時間のながれ」
を意識するようになりました。

時間は、お金みたいに貯めておくことも、
まとめて引き出すこともできない。

だからこそ、

どんな事業をするかよりも、
どんな気持ちで働きたいか。


どんな人たちと、どんなふうに時間を過ごしたいか。

ちゃんと考えたくなりました。

会社をつくろうと思ったのは、

好きなことを、好きな人と、好きなだけやれる環境を、

自分の手で整えておきたかったからです。

自分を後回しにして、
ただ「ちゃんとしなきゃ」と無理をしてきた時間も長かったからこそ、
これからは、どう生きるかを、自分の意思で選びたいと思ったのです。


1. 名前に託した小さな決意

「LAST HOLIDAY」という社名には、

人生で最後の休日を、どんな気持ちで迎えたい?」

という問いを込めています。

人はいつか、必ず終わりのときを迎えます。

それを考えるとき、

「たくさん稼いだか」「肩書がどうだったか」より、

心に残るのはきっと、誰と一緒に過ごしてきたか、
どれだけ毎日を味わえたか、だと思うんです。

だから私は、仕事を「生きるための手段」だけでなく、

どうせなら、人生そのものを面白くする営みにしたい。

そんな小さな決意を、会社の名前に刻みました。


2. 仕事も生き方も、自分のままで


美容医療の世界に足を踏み入れてから、
たくさんの「変わりたい」を間近で見てきました。

美しさを追いかけることは、
ときに周りに誤解されるし、
ときに自分を責めてしまうこともある。

でも、どんな選択も、その人にとって大事な決意だと思います。

私自身、何度も迷いながら、
美容に関わる仕事を続けてきました。

この先も、
「誰かが自分の選択を肯定できる瞬間」
そっと増やせる存在でいたい。

そして、自分自身も、

「好きなことを好きなだけやってよかった」

と思い切り言える生き方をしたいと願うようになりました。


3. これからのこと


LAST HOLIDAYは、まだ小さな会社です。

でも、自分の時間と気持ちを、
ちゃんと大事にしながら働く人が増えていく未来を、
本気で信じています。

その未来を、少しでも近づけるために。

今日も一歩ずつ、目の前の仕事に向き合っています。


ここまで読んでくださって、ありがとうございます。
どこかで同じ思いを抱えた方とつながれたら、とても嬉しいです。

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