あの人がやってるからで始まる美容医療──連鎖と巻き込まれの心理

誰かがやっていたから、私も気になった
「その人がやってるのを見て、急に自分も気になりはじめた」
そんな経験、ありませんか?
芸能人やSNSの美容アカウントより、
むしろ、身近な誰かの存在がきっかけになる瞬間って、
案外多いものなのでは?と思っています。
それって自分の意思だった?
でもふと、こんな気持ちになることもあります。
「やってみたいと思ったのは、ほんとに自分の意思だったっけ?」
なぜ、美容医療を始めようと思ったのか?
今回は、「美容医療を始めるきっかけ」について考えてみます。
誰かの変化が、自分への許可になる
美容医療を始めるとき、心の中で何が起きているのか──。
その無意識に注目してみたいのです。
同じ環境の人がやってると、なぜか現実味が増す
たとえば、職場の同僚が肌ツヤよく現れて、
「最近〇〇やったんだ」とさらっと言う。
その瞬間、それまで「自分には縁がない」と思っていた施術が、
ぐっと身近に、そして「やってもいいかも」と思えてしまう。
芸能人が同じ施術をしていた時には、あんなに他人事だったのに──。
それはきっと、その人が「自分と似たポジション」にいるから。
年齢、職業、収入、ライフスタイル。
似たような環境の人がやっているという事実が、
無意識のうちに“許可”をくれるのだと思います。
決壊の瞬間と、無意識のスイッチ
美容医療に踏み出すとき、こんな共通点があります。
- 隠れていたコンプレックスが決壊する
- 「わたしも、やっていいんだ」と背中を押される
- 誰かの変化が、“今すぐ欲しい”にすり替わる
「やってみたい」と思ったのは、本心か。それとも影響を受けたのか。
あなたは、どんな瞬間に美容医療が身近に感じましたか?
焦って決めずに、欲しさの正体を確かめて
誰かの美容が、自分の焦りになってしまう前に、
一度立ち止まって、自分の欲しかったものと向き合ってみてください。
その感情が自分のものであると確かめられたとき、
美容医療は、もっとあなた自身の味方になってくれると思います。
ここから、あなた自身の選択を。

