【本音】「やったでしょ？」と聞かれたくない理由──美容医療の隠したい心理
北條渚
目次
- 私も、「言えばよいってもんじゃない」と思っていた
- 隠したい気持ちって、きっと普通なんだと思う
- 「正直に言うかどうか」に、正解はない
- 私がちょっとだけラクになれると思う考え方
- 最後に
美容医療を受けたことを、誰にどこまで話すか。
意外とこれ、すごく悩むテーマじゃないでしょうか。
治療を決めるまでも勇気がいるけれど、
いざ受けてみたら、それを「どう扱うか」でもう一度迷う。
「言ったらどう思われるかな…」
「反対されたら面倒だな…」
「隠すのって、後ろめたいことなのかな…」
自分だけがこっそり悩んでるような気がして、
なんだか気持ちが落ち着かなくなることもあります。
私も、「言えばよいってもんじゃない」と思っていた
正直に言うと、私も
「いくらしたの、と知られたくない」
「家族には黙っていよう」と思っていました。
なぜやろうと思ったのか、について説明するのも面倒だし、
「美容医療って、そんなに悪いことなの？」って思う反面、
どこかで「わざわざ言うほどのことでもないし…」と
世の中の風潮よりもライトに捉えていた気もします。
隠したい気持ちって、きっと普通なんだと思う
たぶん、こういう迷いってすごく自然なことなんだと思います。
・誰かに余計な心配をかけたくない
・値段のことを言われるのが嫌
・「そういうのやるんだね」って変に思われるのが怖い
・もしうまくいかなかったら、ますます言いづらくなる
どれもすごく小さいけど、ちょっと刺さるような理由ばかり。
だから、話せない自分を責めなくていいんだと思います。
「正直に言うかどうか」に、正解はない
もし今、迷っているなら、
これだけは確実に言えることです。
誰に話すか、どこまで話すかは、自分で決めていい。
全部正直に打ち明けるのが正しいわけでもないし、
何も言わないことが後ろめたいことでもない。
自分の人生なんだから、
一番心地よい方法を選んで良いはずだと思うのです。
私がちょっとだけラクになれると思う考え方
私の場合、「話す・話さない」で散々悩む方は
こんなふうに考えることが良いのでは？と思っています。
- 後悔していないなら、それで十分
- 話したくなったときに、話せばいい
- 聞かれたら、言える範囲だけ伝える
- 無理に嘘をつくより、やんわりはぐらかす
- どう思うかは相手の問題、自分は自分
こう思えるようになったら、
少し気が楽になりました。
最後に
もし美容医療を受けたあと、
「言うべき？黙っておくべき？」で迷っているなら、
「この迷いは、誰しも通る道だよ」って伝えたいです。
どんな選択も、自分を守るために必要なことだから。
どっちを選んでも大丈夫だと思います。
美容医療を「自分をちゃんと大事にする手段」だと思えたとき、
少しだけ安心した気持ちになれるかもしれないな、と感じています。
