【体験談】眉下切開カウンセリングと手術当日怖い治療が、理解できる治療に変わるまで

目次
- カウンセリングで聞いた「眉下切開」の仕組み
- 適応を聞いて、少しホッとした
- 手術中の流れと実感
- 手術直後の状態と過ごし方
- 手術を終えて
カウンセリングで聞いた「眉下切開」の仕組み
カウンセリングではまず、
どのくらいの範囲を切開するのかを丁寧に説明してもらいました。
眉毛のすぐ下に沿って、
目立たないように切開するとのことでしたが、
ここで大事なのは、
どれだけ皮膚を取るかというミリ単位の設計。
私の場合、左右のたるみ具合が少し違ったので、
最終的な仕上がりで整うようにお願いしました。
わずかの差でも目元は印象が変わるため、
医師が鏡を見ながら細かく確認してくれました。
眉の下ギリギリを切開するので、
ほんの少し眉毛が細くなるそうです。
ただ、毛の生え際をなぞるように切るので、
時間が経てばほとんど気にならなくなります。
適応を聞いて、少しホッとした
「眉下切開で改善できますね」
カウンセリングでそう言われた瞬間、
少しホッとしました。
もし眼瞼下垂のオペが必要と言われたら──
覚悟はしていたけれど、正直、不安もありました。
わたしの場合、
目の開き方と眉を上げる筋肉のバランスに左右差があって、
右目のほうが二重幅が大きく、左目が小さく見えるのが悩みでした。
どうやら、眉を上げる癖も左右で違っていたようです。
そのため、
手術後はボトックスを少量打って、
筋肉の働きを整えることに。
まぶたの構造だけでなく、
筋肉の使い方まで含めて整えていく──
まさに顔全体のチューニングという感じでした。
手術中の流れと実感
手術室に入ってからは、
まず洗顔と撮影をして、局所麻酔の注射。
想像していたより痛みは少なく、
チクリとしたあとにスッと感覚が抜けていくような感じでした。
切開のときは、
電気メスのジジッという振動がわずかに伝わる程度。
痛みはなく、ただ動いているのが分かるくらい。
縫合では、目立たないように透明の糸を使ってもらいました。
「縫われてるな」と思う瞬間はありましたが、
痛いというより、静かに時間が流れていく感覚です。
丁寧なオペだったので、
それなりに時間はかかりました。
改めて、予約はゆとりのある日にして、
その後の予定は入れない方が安心だと感じました。
手術直後の状態と過ごし方
手術直後は、麻酔の余韻で
ジンジンとした鈍痛を感じる程度。
強い痛みはなく、
「もう終わったんだ」とホッとしました。
ただ、麻酔が切れてくると
少しずつ赤みが出はじめ、
その日の夜にはまぶたのあたりが熱を持ったように感じました。
翌日は上まぶた全体が赤くなり、
どうしても出かける用事があったため、
メガネとコンシーラーで軽くカバー。
本来は、枕を少し高くして寝るのが良いそうです。
手術後は、
傷のまわりに血液やリンパがたまりやすくなるため、
平らに寝ると腫れやむくみが強く出やすい。
目線が心臓より少し上になるようにして寝ると、
血流が落ち着いて、腫れが出にくくなるそうです。
2〜3日目が腫れのピークなので、
その間だけでも枕を高めにしていました。
手術を終えて
眉下切開は、
まぶたを開けやすくするだけの手術ではありません。
眉の動きや筋肉のバランスまで整える治療。
想像していたよりも負担は少なく、
「なぜ、まぶたが下がってくるのか、構造を理解して受ける」ことの大切さを実感しました。

