【体験談】眉下切開の経過記録|内出血・かゆみ・回復までの3週間

眉下切開オペまでの記録 術後の経過編
手術直後のようす
手術が終わって麻酔が切れるころ、
まぶたのあたりにジンジンとした感覚がありました。
痛みというより、軽い火照りのような違和感。
まぶたの上から目の下にかけて、
じわっと赤紫の内出血が広がっていました。
当日の夜は、上まぶたに少し赤みがさしている程度で、
腫れや痛みはほとんど気になりませんでした。
ただ、縫った跡が多少凸凹と盛り上がっているため、
触らないように気をつけて過ごしていました。
冷やすケアと腫れのピーク
翌日からは、まぶたの赤みが少し強くなり、
目の周りに内出血がじわっと広がりました。
冷やすときは、保冷剤をガーゼで包み、
眉のあたりを中心にやさしく冷やす程度に。
最初の3日間は、保冷剤がぬるくなるたびに交換して
在宅中はほとんどつけていました。
腫れのピークは手術から2〜3日目。
横になると血液やリンパ液が顔に集まりやすくなるため、
寝るときは枕を少し高くして、
むくみを防ぐようにしました。
赤みと内出血の変化
3日目を過ぎると、
まぶたの赤みが少しずつ引き、
内出血の色も濃い赤紫から黄色っぽい色に変化。
明らかに何かしたと分かる状態ではあるものの、
痛みはほとんどなく、回復している感覚がありました。
内出血は早くて2週間、
人によっては3週間ほど続くこともあるそうです。
私の場合も、
色が完全に引くまではそれくらいかかりました。
痒みと引っ張られる感覚
赤みが落ち着くころから、
眉頭のあたりにムズムズとしたかゆみが出てきました。
これは傷が治っていく過程で、
皮膚の内部が再生しているサインとのこと。
分かっていても、
つい触りたくなるような感覚だったので、
無意識にこすらないように注意していました。
また、眉を動かすと
少し引っ張られるような違和感もあり、
完全に気にならなくなるまで
およそ1か月ほどかかりました。
約3週間で、日常の顔に戻る
2週間を過ぎるころには、
眉のラインも自然になり、
外出しても人に気づかれることはほとんどありませんでした。
メイクをすれば赤みも隠せて、
鏡を見るたびにちゃんと治ってきてると感じるように。
ビフォーアフターの写真を並べてみると、
まぶたの開きが自然に改善されたのがよく分かりました。
表情全体が軽くなり、
以前よりも穏やかな印象になった気がします。
3か月後の状態と、額のシワの変化
3か月が経つころには、
ひきつれも赤みも、かゆみもすっかり落ち着きました。
まぶたがすっきりとして、
目の開きが自然に改善されたのを実感。
気になっていた眉毛の形も、
そこまで目立つほどではなく、
いつかアートメイクで補えたらいいなと思う程度です。
そして、肝心の額のシワですが、
全く無くなったとは言えないものの、
目を見開く癖はかなり改善された気がします。
筋肉の使い方のクセが取れていけば、
時間をかけてさらに落ち着いていくはずです。
眉下切開は、目の開きだけでなく、
上顔面の印象そのものの改善が期待できる治療です。
手術を受けて終わり、ではなく、
その後の回復の過程で自分の身体の使い方が変わっていく。
それこそが、この治療の本当の意味だと感じました。

